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女性活躍の時代への提言

ビジネス界の志高い女性たちが もっと輝くために

企業も優れた女性の資質に着目し、管理職や社外取締役といった要職に登用するケースが増えてきました。
女性の持つ本来の資質を活かし、ビジネス社会の中で対人信用力を高めていくことのポテンシャルはまだまだ大きいと考えます。

女性がさらに高いステージに行くために

残念ながら 世界の中での日本のジェンダーギャップの低さは周知の通り。(156か国中、12位。先進国の中で最低レベル。中でも「経済」分野での格差は依然大きい。2022年データ)
昨今は自身の講演活動の中で (殊に地方の女性経営者層の集まりにおいて) 女性リーダーの「自己肯定感」がやや低いと感じています。
視点を変えれば ビジネス界で高みを目指す「女性たち自身」が、自らの課題をきちんと捉え、プロ意識を鍛え、弱点を克服すべく真剣なスキルアップに取り組むべきではないでしょうか?
これまでの女性リーダー教育実務の中から いくつかのヒントをお届けしたいと思います。

女性が「リーダースキル」と「強み」をもっと磨けば

企業の中には 社外取締役や管理職に女性を積極的に登用するところが増えています。EGS投資における女性活躍に取り組む企業はもとより 女性の持つ本来の資質がビジネスに及ぼす大きなメリットに着目し始めた潮流なのでしょう。
例えば ホスピタリティ。例えばコミュニケーション能力。情報収集能力と拡散力。

逆にまだまだ男性リーダーに劣ると感じるのは、リーダー意識と経済などのビジネス知識(勉強量の少なさ)です。
どうしたら女性たちが「リーダースキル」を身に着けていかれるのか、この後 提言していきたいと思います。


今、女性経営者・管理職に求められるスキルとは?

服装のTPO   持ち物の選択

男性・女性に関わらず トップやリーダーの「外見」は第一印象を決めるものです。
会った瞬間にその人物の仕事意識と信用力が左右されるといってよいでしょう。
大事なビジネスシーンにきちんとしたビジネススーツで臨む女性はまだまだ少ないと言われています。
襟を正すべき大事なシーンが多いリーダーであれば 凛とした姿で颯爽と仕事をこなすべき。
耳の痛い話ではありますが「外見のプロ意識の低さ」が女性の弱点になっていることに気づくことは原点のひとつです。

人前でのスピーチ、発言の能力

次に女性リーダーの弱点に挙げられるのが「スピーチ能力」です。
経営者ともなれば様々な会議や行事で 「人前で話す」シーンが圧倒的に多いはずです。苦手なので・・とは逃げていられない重要な場面ですよね。そして リーダーの資質で不可欠な「存在感」を示すためにも是非磨くべき大事な能力です。
今年は是非、自己紹介と自社紹介をスタートに「簡潔で、的を得た、相手に響く話し方」を磨いていって下さい。

トップとしての勉強

もし、皆さんが「経済」や「数字」「グローバルで正確な社会情勢」に弱い、と見られていたら大きな損失です。
会社の内外の資料や財務諸表は最低限でも読みこなす力をつけてください。
少なくとも新聞(特に経済系)、業界新聞や業界誌、ビジネス誌には日々目を通す習慣をつけることです。
ビジネスを俯瞰する力をつけるためには さらなる勉強を重ねるべきです。

商談、接待、もてなしの仕事作法

女性経営者・リーダーは 商談とビジネス接待の機会が非常に多いはずです。
本来「ホスピタリティ」に優れた女性は 相手をもてなすシーンで大いに能力を発揮すべきです。
細かい気配りと丁寧な対応ばかりでなく、人と会う前の「徹底した準備」「もてなしのビジネスマナー」を常に磨き、相手からの信頼とビジネス進展のための底力を 是非自らの強みにしていきたいところです。

プロフェッショナリズムと自己肯定

確かに現在のビジネス社会において 女性が十分に能力を発揮しきれない環境は多々あります。
しかし だからこそ、埋もれている女性リーダーのポテンシャルは大きい。
一歩上へと自らを高めるべきは「プロフェッショナリズム」と「自己肯定の意識」だと思います。
今年は 女性活躍についてもテーマにし さらに深めていきたいと思います。

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